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202号室(くらいど)

Q:今どんな気持ち?

人狼はちんぷいだと思ってます。

Q:あなたの部屋はどんな部屋?

スポーツマン湿布に乗っ取り自転車なんかの部屋です。

Q:第一印象でいいな~と思った相手はいる?

フレか知ってる人が多いです!

Q:1週間、どんな生活にしたいですか?
監禁生活と牢獄生活が落ち着くのでそれで!

kuraido.png
初日

ひとつの屋根の下がはじまりました!

自宅で必死に荷造りをしてリヤカーに家財道具を詰め込んだけでもう疲れ切ってしまう年になった。
え?そんなリアルじゃあじゃあるまいし!って思うだろうけどワシは老眼なんじゃ。
インベントリの中で何かを探す事すら困難になってしもうた。


とりあえず、リヤカーの中に荷物を梱包し現場に到着するとそこはなんと、真冬だというのに
隙間風がふきこんでくるような、寒そうなコテージじゃった。


今回のイベントは、老齢介護をしてくれる。例えばチャットの読み上げをしてくれたり、様々な介護を
してくれているホームだとフレから勧められていたのじゃが実際は年寄りはワシひとりであった。


元気な若人の中でひとりさみしく茶を飲んだりポールダンスを踊るおねえちゃんをみたりしたのじゃ。

Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

ここは天国か!もうワシの人生は終わってしもうたのか!
ワシのドキドキと心拍数はあがりすぎ、頑張って買ってきたズラのズラがズレで大変なことになったんじゃ。

2Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

そのあと、ワシは自室にこもり、集合写真には間に合わなかったわけじゃが、まるで幼少の頃の卒業式に出れなかった、切ない子供のようじゃ。

そのあと、参加者のイモさんに1日目の介護をしてもらい

死なずにすんだのじゃが。。。
これからどうなっていくのであろうか。

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二日目

ワシは朝1のラジオ体操と腕立て伏せはかかさない男なのじゃが、やはりズラが外れてしまい困ったものじゃ。

 

ここが保養所じゃないことは初日でわかってしまい、できる限りの若作りをしているのじゃが、
やはり皆の目はごまかされないものじゃな。
 

3Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

そんなおり、わしがいもさんと仲良く話をしていることころに

わしの介護をしてくれていたバーバラがやってきたのじゃ。
そのせつな、バーバラは本当に怒ってしまい、ドアを蹴りあけて出て行ってしまったのじゃ。

4Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

その日、ついにイモさんと気まずい空気が流れ、それを慰めてくれたのは、おつるんさんであった。


おつるんさんは、ニューヨークの高層マンションの一室で絵を書いている絵描きさんだと
いうことじゃが、ワシはその部屋で彼女に元気づけられたのじゃ。。。

三日目

わしはついに、初日、キリィさんのポールダンスに見とれていた事を問い詰められ、
彼女の強烈なムチの洗礼を受けながら、冬の凍った雪の上で、おまえはウマだ、ウマになれと
激怒され、ひどい目にあったのじゃ。

6Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

それを慰めてくれたのは、くみちゃんであったのだった。
くみちゃんのやらしい、、いや優しいボイスにすっかりスイートな気分になりながら、僕は泣いたのである。


そのあと、みんなでふぃーりんぐかっぽー5vs5を行い、当然、こんな爺に振り向いてくれる
相手はおらず、ワシは一人寂しくいつもの床についたのじゃった。

7Snapshot _ CL 202, The Crossroads Event
四日目
12月14日更新

今日はみんなで遠足にでかけるという話になったんじゃ。
少し遠くなった耳でみんなの話を聞いていると、何やら熱い血潮がたぎるような
刺激的な話が鼓膜をこちょこちょとくすぐりはじめたのじゃ。


なに? アダルトSIMのツアーに行くと言うのかい?


そんな楽しげな話に耳を傾けていると、どうやら参加者の中の男性一人が、
アダルトマイスターであるという素晴らしい会話が聞こえてきたのじゃ。


期待に胸は高鳴り、鼓動は早鐘のように鳴り響き、頬が赤く染まっていって
いるのを隠しながら、わしはお誘いを待ったのじゃ。

 


その時じゃった。

 


参加者の中の一人、ありすちゃんと言う若者のあまりに残酷なヒトコトが
ワシの耳に突き刺さったのじゃ。


じじぃは、そんな元気ないんだからこれで一人で遊んでな!
じじぃは、そんな元気ないんだから、これで一人で遊んでな!


大事なことは2度言えと、管理人のあまんさんから言われたので。。

Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

ワシはそうして皆の帰りを待ったのじゃ。

 


そして、戻ったありすちゃんから無理やり酸素吸入器を取り上げられ、窒息寸前になってしもうた。
彼女は、若いだけあって、アドルトツアーに興奮しすぎて、酸欠になってしまったようじゃった。

5Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

ワシの加齢臭とたばこを何十年も吸ってきた口臭をたっぷり含んだ酸素を、
あやつはウマイウマイと吸ってくれた、きっと変態さんなのであろう。

五日目

三日目にワシをやらしく癒してくれた、参加者のくみちゃんくみちゃんにワシはとうとう泣きついた。
もう、若人についていける体力がワシにはないのじゃ。


バーバラはここにはもう来ないだろうし、おぬしの優しさでワシを介護してくれ。


もちろん、わしはここが介護ホームではないことを知ってから、全員の女子に狙いを定めていたのじゃ。
くみちゃんももちろんその中の一人なのは間違いないのである。

好感度をあげるために、若作りをして土下座をして、なんとかくみちゃんの部屋に
あがりこむことに成功したのじゃ。

 

 


くみちゃんの部屋は、フェロモンのかほりがぷんぷんするナウイ部屋であった。

88Snapshot _ CL 103, The Crossroads Even

ワシはひとりで上り込む勇気と体力がなかった。
だってここは1600mも上空にある部屋なのじゃ。


会社を受け渡し、今ではワシの従者に成り下がっているリンデン総督と呼ばれた
男におんぶしてもらい、彼女の部屋に運んでもろうた。


もちろん礼は言った。

そこからあの手この手を使い、マッサージをしていただくことになったのじゃ。
読者諸君、うらやましかろう。これを見よ。

99Snapshot _ CL 103, The Crossroads Even

すさまじいパワーでワシの背骨は悲鳴をあげ、崩壊寸前まで追いやられた。
じじぃ!これが気持ちいのか!いつものくみちゃんとは違う激しい罵声が
耳を裂く!

 


こんなはずではなかったのじゃ。。。

それでもまだ諦めきれないワシは、もういいでしょ?帰りましょうと言われた瞬間、
ありったけのパワーを使い、自分でも驚くほどの跳躍力でくみちゃんに抱きついたのじゃ。

10Snapshot _ CL 103, The Crossroads Even

これが、これこそがじじいの底力じゃ!てごめにしちゃる!


そう叫んだ瞬間、ワシは彼女の目の奥底が光ったことに不安を覚えたのじゃ。。。
彼女はすさまじい勢いで、どこから取り出したかわからないほどの早業で、竹刀を
握り、ワシをはねのけこう一喝した!


アンタ、あたしに手を出してタダですむと思ってるのか!

S1napshot _ CL 103, The Crossroads Event

そこからは悪夢のはじまりじゃった。


いまさら泣いてすがってみたところで、取り返しのつかない事をしたことはわかっていた。

 


すさまじい竹刀の乱打と、ワシへの罵声、いつもの優しいくみちゃんの声はそこにはなかった。

S12napshot _ CL 103, The Crossroads Even

ワシは、おねがいじゃ、わしの真剣な気持ちも理解してくれ。
わしは、わしは介護をしてくれる女性が純粋にほしかった。。。。

 


少し、言い訳をしたその瞬間

 


くみちゃんは竹刀から銃にもちかえ、ワシに狙いを定めた。

S13napshot _ CL 103, The Crossroads Even

土下座しろと言われ、わしは地面に這い蹲り、許しをこうた。
そうじゃ、ワシは常にだめな男じゃ、、
天国のとうさん、ワシは、ワシは。。。

S16napshot _ CL 103, The Crossroads Even

下に降りたあと、皆にわしの所業を全て暴露され、ワシは冷たい視線の集中砲火と
管理人さんからのお説教を2時間もいただくことになったのだ。


そして、この真冬の寒い外に、罰として立たされる事になったのじゃ。

 


じゃがな?ワシはくみちゃんの竹刀で足を怪我していたのじゃ。


ちょうちんと、松葉杖だけは、心の中で同情をしてくれている男性メンバーがくれたのじゃ。。。

S17napshot _ hitotu yane no shita ( CL )
五日目

ワシが次に迷い込んだのは、ポールダンスを覗き見てしまい、馬にさせられ
手痛い虐待をうけたキリィさんの部屋じゃった。

0Snapshot _ CL 101, The Crossroads Event

介護なんて嫌だと聞いておったのじゃが

周囲の説得もありシブシブわしの介護当番を受け入れてくれたのじゃが、部屋に入った途端

ライフルを構えられ、警戒警報はフルマックスに鳴り響いておった。

2Snapshot _ CL 101, The Crossroads Event

裸にさせられ、まずは正座で多くの質問に答えさせられた。
彼女の右手にはトレードマークのムチが握られている。


ワシは裏では彼女のことを、ムーチをふりふりちーぱっぱのキリィと呼んでいたのじゃが、
それを親友だと思っていたアゲハくんにチクられてしまい、こういうことになってしまった。

3Snapshot _ CL 101, The Crossroads Event

このエロジィ!殺すぞ!
ベットに裸で立たされ、むちの応酬をくらうことになった。


ワシの頬は激痛で涙にヌレソボリ、深いシワをまるで溶岩が通るようにシーツにこぼれ落ちた。

それを見て彼女はまた、激怒しムチをふるうのである。


6日目にしてついにワシはラスボスに出会ってしまったのだ。


いたぶり殺されるまえに、一度でいいから抱かせておくれ。
そんな願いを口にしたその瞬間。。彼女のライフルが火を吹いた。。。

4Snapshot _ CL 101, The Crossroads Event
6Snapshot _ CL 101, The Crossroads Event

遠のく意識の中でワシは思った。


今度生まれ変わることがあったら、イケメンじゃなくてもいい

少しは若いアバターで生まれ変わりたいものじゃ。。


ワシはちんぷい君とバガオくんに上空にあった部屋から突き落とされ、地面に落ちた。

Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

そこにはサンタさんがもう冷たくなっていたのだ。


おそらく、きりぃさんの部屋に迷い込み、ワシと同じように殺されたのであろう。

 

 


良い子の諸君、君の家にはサンタはやってこないぞ。。。
彼は一番迷い込んではいけない部屋にワシと同じように迷い込んでしまったのじゃ。


遠のく意識の中で、おつるんさんと、いもりんの声が聞こえた。
かすかにワシを一番いじめていた管理人のあまんさんと、レイさんの声も聞こえた。

 


じじいを若い男に改造しようぜ!
そうだね、ウンウン、少しはまともにしてやろうよ
生まれ変わっても中身はじじぃだと思うよ?
ギャハハハ。。。。。

7Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

ワシはどうやら隣の若い男の死体に改造されるらしい。

 


天国のおとうさん、おかぁさん。
すまなかった。。
わしは、、、わしは。。。
まだそちらに行けそうにありません。。

最終日

みんなへの手紙


最終日と知ってしまったので柄にもなく真面目に。

 

 


僕は真面目な人間でもないし、セカンドライフなんてゲームをもう何年もやってきていると、
恋愛でも様々なことがあったんだよ。


もしかしたら僕のせいでこの世界を去った人もいるのかもしれないし

もしかしたら僕を恨んでいる人もいるかもしれない。

たかがゲームに2009年から2018年まで、10年近い月日を過ごした。

いろんな連中がいたし、ひとりひとり思い返すとみんないい奴らだった。


男だからさ、ゲームで知り合ったにしたって、本気で守りたいって思った事だってある。
でも、誰一人守れなくて、ただただ傷つけてしまっただけなんだと思うんだ。
僕は最低な男かもしれないなって丁度思ってた時だったんだ。

永遠に変わらないって、そんな気持ちをみんなは口にした事があるかな?
僕はあるよ、あるんだよ。
その言葉を信用してくれた人もいたはずで、でも、ホラ僕はこうして一人なんだ。

 


僕はもう誰も傷つけたくないから、バカな事をしたり恋愛なんて知らないフリなんかしてるけど

実はみんなも同じじゃないかな?って思ったよ。


この一つ屋根の下に参加して、昔から知ってる人も、ここで知り合った人もいた。


決して他人のことをどうこう言える人間でも僕はないし

ましてや僕が他人を評価できるなんて思えない。

 

だけど、どうしてもこの集まりに参加したスタッフも含めたみんなに言いたい事があるんだ。

たかが1週間だけど、このメンバーはみんなできる限りその場にやって来て

できる限りみんなで時間をすごしてくれた。

スタッフの人たちも含めてね。


色々な意味でみんな、きっと口には出さないけど同じ気持ちを共有できた気がするんだ。

 


このイベントは続くのかもしれないけど、こんなにみんなできる限り心を寄せ合うために
集まってくるのかな?なんて昨日は思ってしまったよ。


みんなが他の場所で、どんな想いでこの世界をすごしているのかは僕は知らない。
きっとそれぞれなんだろうなって思うんだけど、きっとみんな似ていると思ったんだ。
ほんの少し不器用で、寂しがりで、心が少し不器用に痛んでいてさ。

おれ、本当にみんなと知り合えてよかったよ。

そして、昔から知っていても、ここで話せて同じ時間を過ごせてよかったよ。
俺、これからもみんなと友達でいたいって思ったよ。
この仲間以外の誰かがどんな事を言っても、俺はみんなの味方でいたいって思ったよ。
男も女もスタッフもほんとうにみんな大好きだよ。

誰一人変わらず思ったんだ。


これで一旦はお別れになる人たちも、きっとこれからもずっと寂しくても

イベントでもなんでも声をかけてくれよ。

俺はできる限り行くからさ、喜んで駆けつけるからさ。

やっぱりこのイベントの本質は、性別や年齢なんか関係なく、同じ場所を共有して、
できる限り一緒にいる事にあるんだなって思うんだ。

 


つい昨日までは、このイベントに残る気でいたんだけど

今、こうして思い返してみるとね?
正直迷っている。


だって、こんな素敵な連中と一緒にいたんだもの。


新たに参加する人に言いたいのは、みんなできる限り時間を作って、この場所にいてみないか?
どんなに退屈でも、どんなにつまんなくても、気が合わないって思ってもさ。


自分が楽しくしようと思えば、なんだっていつだってその場所はいい仲間の笑顔が溢れるんだよ。
そしてそれがかけがえの無いものになっていくかもしれないじゃない?
きっとね?最初のこの仲間は、ものすごい奇跡で同じような心が集まったんだよ。

 


ひょっとしたら来週もそうなのかもしれないし、そうだったらすごく素敵な事だよね。

でも、最終日に思う事は、もっとこの仲間と一緒にいたいんだよ。

 

 

 

 


ありがとう、スタッフのみんな。
ありがとう、心やさしき傷ついた魂をもったみんな。
ありがとう、僕と居てくれたみんな。
ありがとう、最高の1週間
ありがとう、ほんとうにありがとう。

7Snapshot _ hitotu yane no shita ( CL ),

そこにはサンタさんがもう冷たくなっていたのだ。


おそらく、きりぃさんの部屋に迷い込み、ワシと同じように殺されたのであろう。

 

 


良い子の諸君、君の家にはサンタはやってこないぞ。。。
彼は一番迷い込んではいけない部屋にワシと同じように迷い込んでしまったのじゃ。


遠のく意識の中で、おつるんさんと、いもりんの声が聞こえた。
かすかにワシを一番いじめていた管理人のあまんさんと、レイさんの声も聞こえた。

 


じじいを若い男に改造しようぜ!
そうだね、ウンウン、少しはまともにしてやろうよ
生まれ変わっても中身はじじぃだと思うよ?
ギャハハハ。。。。。

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